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脱水症ってなんだろう!?

脱水症は単なる水不足ではない!?

脱水症といえば、皆さんはよくカラダの水分が不足すること

と、思っている方が多くいらっしゃいます。

脱水症とは単なる水の不足ではありあせん!!

正式には、私たちのに必要不可欠な体液(カラダの中の水分量)

が不足した状態を「脱水症」と言います。

脱水症は水そのものだけではなく、

「体内から水分、または電解質、もしくはその両方が不足してしまった状態」

のことを言います。

脱水イメージ

電解質とは

人間の身体の機能を調整するのには、

5大栄養素(炭水化物・脂質・糖質・ビタミン・ミネラル)があります。

ミネラルには皆さんが聞いたことのあるような

ナトリウムやカリウム、カルシウムなどが含まれています。

これらが身体の中で体液に解けると、電解質(イオン)と呼ばれています。

この電解質が足りない状態とは、

血中からいくつかの必要なミネラル成分が抜け出てしまった状態のことです。

電解質は筋肉を動かす役割をしたり、血管の拡張運動を調整するなど、

今の体の状態に合わせて調子を整えてくれる役割があります。

 

電解質がなくなると起こる症状

重度の風邪や不調の時には病院で点滴を打つことがあると思いますが、

この点滴の中には電解質が含まれています。

これは熱による発汗や下痢、嘔吐などで水分と電解質が失われてしまうため、

身体の機能を保つために電解質が含まれています。

電解質が足りなくなると、

だるさ(倦怠感)や寒気、

しびれや震えや頭痛、

手足の冷たさや目眩(めまい)など、

 

何が原因かわからないような「未病」として扱われることもあります。

スポーツ選手にとって致命的な筋肉の痙攣、「こむら返り」も起こってしまいます。

 

 

加齢により脱水症のリスクが高まる??

私たちの体の水分(以後体液も含む)は

男性で体重の約60%、女性で約55%

を占めていると言われています。

この水分は筋肉に豊富に含まれています。

部活を毎日していたり、活動量の多い10代や20代の若者に比べると

高齢者では加齢と活動量の低下により、筋肉量が低下しています。

筋肉はカラダで最も多くの体液を含んでいる場所です。

筋肉量の減少は体液の減少に直結し、脱水症のリスクを高めてしまいます

そのため、最近お客様の中にも、

夜に足がつってしまって目が覚めやすいなどの方もいらっしゃいます。

空 水

まずは日頃の生活の中で水分補給をどのくらい行っているか考えてみましょう!!

1日少なくとも1L以上補給していますか??

 

また、加齢により腎臓の機能が低下することも一因です。

腎臓は老廃物を尿として出す働きをしていますが、

その働きが低下することで、

同じ量の老廃物を出すためにたくさんの水分量(尿)が必要になります。

尿として排泄される水分量が多くなるため、脱水を起こしやすい状態になっています。

 

さらに、気温の変化に体が対応することの遅れや、

のどが渇いてもそれを感じにくくなっていたり、

トイレが近くなることを理由に水分を控えてしまう傾向にあります。

水分摂取量が減少することで脱水を起こしやすい状態となってしまうのです。

 

ぜひ、この夏はこまめに水分補給をしましょう!!ヽ(* ‘ー’)ノ