「ももの裏が張って辛い」
「立ち仕事ですぐに太ももの裏が張る」
そんな太ももの裏の張りでお悩みではありませんか?
スポーツをされる方や、運動不足解消でジョギングされる方などに特に多いお悩みです。
今回はなぜもも裏が張るのかについて、原因とチェック法をお伝えしていきます。
いくらストレッチをしても全然柔らかくならない。
立ちっぱなしの時間が長かったり、長歩きするともも裏が張って辛い。
などのお悩みを持つ方の参考になれば幸いです。
太ももの裏が張る原因
大きな原因としては姿勢の崩れが挙げられます。
原因となる姿勢の崩れ方には2パターンあり、骨盤前傾パターンと骨盤前方パターンです。
この2つの姿勢パターンがももの裏側の筋肉を硬くし、張ってくる原因となっています。
このパターンについて詳しく説明していきます。
骨盤前傾パターン
腰をそったような状態で、骨盤が前に傾くことを骨盤の前傾と言います。
骨盤前傾した状態だと重心が踵重心になり、上半身は前方に突き出した形になりがちです。
この姿勢パターンだと上半身が前に倒れてしまいます。でも、常にももの裏の筋肉で支える事により、倒れることはありません。
倒れない代わりに常にももの裏の筋肉を酷使しているので、長時間の立位や歩行で張りが出てきてしまうのです。
骨盤前方パターン
骨盤が前方に出てしまっている状態で、爪先重心になり背中が丸まってしまう姿勢です。
この状態ですと、股関節が伸びきってしまいこれ以上股関節を反らせることができません。
歩く時はお尻の力を使い股関節を伸ばして歩くのですが、この姿勢ですとこれ以上股関節が伸ばせない状況です。
そのため歩く時に太腿の裏の筋肉を酷使して歩くので、すぐに太ももの裏が張ってしまいます。
チェック法
この2パターンのどっちかによって対処法が変わってきます。
あなたはどちらの姿勢タイプなのか明確にして、正しい対処法を行っていきましょう。
チェック①
□股関節が伸びきらない
□常に腰に力が入っている。
□しゃがみ込みがうまくできない
□立ち仕事が辛い
全てに当てはまる方は前傾パターンの可能性が高いです。
チェック②
□重心が爪先にある
□ふくらはぎが張りやすい
□猫背が気になる
□立位で足元を見ると爪先しか見えない
全てに当てはまる方は骨盤前方パターンの可能性が高いです。
まとめ
まず自分がどちらの姿勢パターンが見極めて、それに合わせた対処法をとっていきましょう。