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ソファーの正しい座り方教えます!姿勢が悪くならないポイントは?

ソファーの正しい座り方教えます!姿勢が悪くならないポイントは?

1.高い椅子での正しい座り方について

基本的に椅子への座り方のポイントは座骨を椅子にしっかり当てて『骨盤を立てる』ことです!

今、このブログを読んでいるときのみなさんの姿勢は大丈夫でしょうか??

さて、今回は座骨の位置を確認しにくい柔らかいイスではどのように座ったらよいかについて紹介したいと思います。

家やお店のソファ、車のシートなど柔らかいイスに座る機会はとても多くあると思います。

柔らかいイスに座ると、どうしても不安定になり骨盤が後ろに倒れやすくなってしまいます。

そんな時は、どのようなことに気を付ければよいでしょうか。

 

2.ソファーにドカッと座る人は要注意!?

ソファでは、全身を背もたれに預けてドカッと座ってリラックスという方も多いのではないでしょうか。

当センター長、とんでもない姿勢ですね。疲れがたまっているのでしょうか。

では、この時のセンター長の骨盤はどうなっているでしょうか?

 

そうですね、骨盤が後ろに倒れてしまっていますよね(骨盤後傾位といいます)。

 

このような骨盤が後ろに傾いてしまい『骨盤を立てる』座り方ができていない状態であると、

  1. 内臓のためのスペースが狭くなり圧迫されている
  2. 腰に負担が集中する

など未病を引き起こす原因になってしまいます。

 

ソファーにドカッっと座って「あ~極楽、極楽」と思っていても、

ソファーから立ったらなんだか妙な疲労感が残っていた、なんて経験はありませんか?

 

 

⬇︎⬇︎動画はこちら⬇︎⬇︎

3.こう座れば疲れない!ソファに座るときのポイント

ソファであっても座り方の基本は同じで『骨盤を立てる』です。

そのために、

お尻を押し込む

・背もたれに密着するのは腰まで

この2点を意識してみましょう。

 

a.お尻を押し込む

まず、「①お尻を押し込む」とは、ソファに深く座り、背もたれと座面の間にお尻を押し込んで座るという意味です。

もし、お尻と背もたれの間にすき間があるなら、それは骨盤が後ろに倒れている証拠です。

 

背もたれと座面の間にお尻を押し込むことで、いろいろな方向から骨盤が支えられソファの上でも安定させることができます。

 

b.背もたれにつけるのは腰まで

次に「②背もたれに付けるのは腰まで」です。

お尻を押し込んで座ってみてください。

腰が背もたれに付くと思います。

 

これはOKなのですが、腰から上の背中も背もたれにどっかり付くのはNG!

背中は軽く背もたれに付くくらいにしましょう。

背中が背もたれに付くとどうしても骨盤が後ろに倒れてしまい未病(腰痛や下肢の痺れ、肩こりなど)の原因となってしまいます。

 

ですから、背もたれに背中をどっかり付けない!

背もたれにどっかり付けるのは腰まで!

 

「背もたれ」から「腰もたれ」という名前に変えた方が良いかもしれませんね。

 

背もたれにドカッと座らないとリラックスできないよ~という方もいるかもしれませんが、結果的に体が楽なのは、今回紹介した『骨盤を立てる』座り方です。

 

だまされたと思って、ぜひ一度、自分の体で試してみてくださいね。

 

ちなみに、この姿勢を取るのが難しいよという方に裏技をお教えしますね。

それは、「腰の後ろにクッション」です。(小声)

腰の後ろにクッションを置くと骨盤が安定するだけでなく、背中も背もたれから離れるので骨盤が後ろに倒れにくくなるのでオススメですよ!

⬇︎⬇︎動画はこちら⬇︎⬇︎

3.車のシートの正しい座り方って?

通勤で車を毎日運転する人、週末にお出かけで長距離運転する人など、運転する機会は人それぞれあるかと思います。

 

では、車のシートに座るときはどのようなことに気を付ければよいでしょうか。

基本は同じく『骨盤を立てる』こと。

 

またかよ!

と思った方、正解です!

人間の体はシンプルなんです。

 

骨盤を立てて座るためには、

リクライニングせず、シートを前に出す

深く座る

ことがポイントになります。

a.リライニングせず、シートを前に出す

まず、「①リクライニングせず、シートを前に出す」とどういう効果があるでしょうか。

 

リクライニングを倒すと、骨盤も後ろに倒れやすいのは分かりますよね。

リクライニングを倒さないことで骨盤も立てやすくなります。

また、シートを前に出すことで膝が伸びた状態から直角に近くなるため骨盤が立ちやすくなります。

 

b.深く座る

次に「②深く座る」は、深く座ることで腰が背もたれに密着し、骨盤が支えられ安定します。

運転する機会が多い方はぜひ試して未病にならない体を作っていきましょう。

 

ハレルにも車の運転時や、乗り降りの際の腰痛を主訴にお越しいただいておりますが、ほとんどの方が座る姿勢が崩れており、良い姿勢と思っていた姿勢が間違っている場合が多いです。

 

姿勢を保持するために必要な背骨の柔らかさや保持するための筋肉をつけていくためのリハビリを行わせていただいております。