腰痛、ひざの痛み、坐骨神経痛、しびれ・神経痛、脊椎管狭窄症、ぎっくり腰の改善は未病リハビリセンターハレル

未病リハビリセンターハレル未病リハビリセンターハレル

自律神経の乱れを改善する始めの1歩

こんにちは!あなたは、天気の悪い日に体調が優れなかったり、頭痛がしたりすることはありませんか?

 

これは自律神経系の働きが関係していると言われています。

 

今回はこの自律神経についてお伝えします。

自律神経とは

自律神経とは自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して、身体の恒常性機能をコントロールしている神経です。

つまり、人間が生きている限り無意識下で働き続ける身体の機能です。

眠っている時の呼吸、体に血液を流す、食べたものを胃で消化する、腸で栄養を吸収する、老廃物や疲労物質を集めて便や尿で排泄する、体温を調節するなどといった機能は、すべて自律神経の働きです。

 

・運動すると脈拍が上がる

運動すると筋肉は多量の酸素と糖分を消費します。

これに心臓についている自律神経が反応し、心拍数を上げて酸素と糖分を多く含む新鮮な血液を全身に送っています。

 

・暑いと汗をかき、寒いと鳥肌がたって体がふるえる

上昇した体温を下げるために汗をかき、汗が蒸発する際の気化熱で体が冷える。

低下した体温を上げるために筋肉を小刻みに動かして熱をつくる。

 

・食後に眠くなる

食事の後は胃や腸などの内臓系が消化のために働くため、内臓に多くの血液を必要とします。

そのため、脳に行く血液が通常より少なくなるため眠くなったり、ボーっとしたりします。

 

・細菌が入ってきても、すぐ病気にならない

細菌が体内に侵入すると免疫系に働きかけて、白血球などの免疫細胞が働き、細菌から体を守ります。

 

 

これらもすべて自律神経の働きなのです。

自律神経は状況にあわせて体を適応させるために、体の内からと外からの情報や刺激にあわせて自動的に働きます。

 

交感神経と副交感神経

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類の神経があります。

交感神経の働き

交感神経は、心と体を「がんばるモード」にする神経です。

この神経は仕事で緊張した時や身の危険を感じた時、スポーツや人間関係で何かを争っているときなど、“ここぞ”というときに優位になります。

そういった場面でより力を生み出せるよう、心拍数や血圧を上げ、呼吸を速くして、血管を収縮させて、心と体を「戦闘モード」のように働くのです。

 

交感神経の働きによって、胃腸の動きは鈍くなります。交感神経は、「心身のアクセル」のような役割を果たしています。

 

副交感神経の働き

一方の副交感神経は、心と体を「リラックスモード」にする神経です。

こちらの神経は、安心してくつろいでいる時や寝ている時、気持ちが癒されている時などに優位になります。よりゆっくりと休めるように心拍数や血圧を下げ、ゆったりとした呼吸にして、血管を拡張させて心と体を落ち着かせるように働きます。

 

副交感神経に働きによって、胃腸の動きは活発になります。副交感神経はよりリラックスするための「心身のブレーキ」のような役割を果たしています。

 

 

この「アクセル」と「ブレーキ」は、両方がバランスよく使われている事で、自律神経は上手く機能します。

 

車やオートバイなどもスピードを上げたいときは「アクセル」を踏む、スピードを落とすべきときは「ブレーキ」をかけるといった絶妙なコントロールができて、上手く運転できるものです。

 

それと同じように、人間の体も「交感神経というアクセル」と「副交感神経というブレーキ」をバランスよくかけることができないと、自分という“車体”を上手く乗りこなせないようにできています。

 

しかし、スピードが出すぎたり、ブレーキが利かなくなったりして、自分という“車体”が操縦不能になって、事故や問題を起こしてしまいます。

 

不調の原因

交感神経と副交感神経の乱れの大きな原因の1つは「生活習慣」にあります。

 

人間関係や睡眠不足といったストレスだけでなく、糖質を過剰に摂取したり、食品添加物を過剰に摂取していたり、PCやスマートフォンの電磁波も自律神経の乱れの原因となります。

 

また、姿勢が悪く、背骨が歪んでしまう事で背骨を通っている神経も歪んでしまい、自律神経を乱れさせてしまいます。

 

自律神経の乱れを改善させる為にも、生活習慣はもちろん、姿勢にも常日頃から心がける事が大切になります。

 

ご自身で自律神経の乱れ・姿勢の歪みをチェックできない方は専門の方にご相談すると良いでしょう。

 

Topに戻る